関係の解消

カウンセリングに通うのを辞めました。

 

終わりにした方が良いタイミングはもっと早く来ていたようにも思いますが、
私からは言えませんでした。

驚いたけれどほっとしています。
ここのところは悩んでいることもないのに
捻り出さなければならない苦痛が勝っていて、少しも楽にならなかった。

でも考えればやっぱり自分に何か問題があるという気持ちを掘り当てて、
昔のことを誰かのせいにしたりして泣いてしまう。
気付かなければどうでもいいことで悲しくなっているのは不毛にも思えました。

それなのに惰性でプロの時間を使っている、
その申し訳なさも苦しさの一つでした。


私は「どこかおかしい」理由が欲しかっただけなんだとも薄々感づいています。
変わりたくもないのに足を運ぶのは本当は間違っているけれど。

だから、苦痛から解放された気ではいますが、
「どこかおかしい」の責任を背負い込むべきターニングポイントを迎えたのであって
気楽な話ではないはずで、でもそれがよくわかっていません。

 

 

ところで、会う約束が苦痛であるという体験をして、
人のことが好きじゃないってこういうことなんだとよく分かってしまった。
この人がプロであっても、心の裡を会って早く話したいのはあの人だとか、
好き嫌いで動く感情みたいなものを感じて、
やっぱり彼は本当に私のことを好きでなくなったという理由で
会いたく思わないんだろうなとよく分かってしまった。